喉がイガイガする【口呼吸と睡眠】7日間で改善!健康と美容を導く「鼻呼吸」の秘密①
1日目:あなたの不調の原因は?知らずにやっている「口呼吸」の危険度チェック
あなたの不調の原因は?知らずにやっている「口呼吸」の危険度チェック
「朝起きると喉がイガイガする」「風邪をひきやすい」「顔がなんとなくたるんできた気がする」…。これらの不調、実はあなたが無意識のうちに行っている「口呼吸」が原因かもしれません。今日の連載初日は、口呼吸が健康・美容・睡眠に与える全体像と、あなたの習慣をチェックする方法をご紹介します。
口呼吸と鼻呼吸:体の設計図から見る違い
私たちは本来、鼻で呼吸するように体が設計されています。

- 鼻呼吸の役割(天然の高性能フィルター): 鼻毛や鼻腔内の粘膜が、空気中のホコリ、ウイルス、細菌をキャッチします。さらに、吸い込んだ空気を適度に加湿・加温してから肺に送るため、粘膜や喉への負担を最小限に抑えます。
- 口呼吸の危険性(無防備な直通ルート): 口呼吸では、未処理の冷たく乾燥した空気が喉や肺に直行します。これは喉や気管の粘膜を乾燥させ、バリア機能を一気に低下させる危険なルートです。
口呼吸が引き起こす3つの主要な問題
口呼吸は、単なる習慣の問題ではなく、体全体のバランスを崩す原因となります。
- ① 免疫力の低下と感染症: 喉や気管の粘膜が乾燥すると、防御システムがうまく機能せず、ウイルスや細菌が体内に侵入しやすくなります。これが「風邪をひきやすい」「喉が弱い」状態を作り出します。
- ② 睡眠の質の低下と疲労: 口呼吸はいびきや睡眠時無呼吸症候群の原因となり、睡眠が浅くなります。その結果、朝起きても疲れが取れていない、日中に眠気を感じるといった慢性的な疲労につながります。
- ③ 美容・歯のトラブル: 口周りの筋肉(口輪筋)を使わなくなるため、顔がたるんだり、二重顎の原因になったりします。また、口腔内が乾燥することで唾液の自浄作用が弱まり、虫歯や歯周病、口臭の原因にもなります。

危険度チェック!あなたは口呼吸派?
以下の項目で、あなたが口呼吸をしている可能性をチェックしてみましょう。

- ☑️ 朝起きたとき、喉がカラカラに渇いている。
- ☑️ 食事中、クチャクチャと音を立ててしまう。
- ☑️ 気がつくと口が半開きになっている。
- ☑️ 唇が乾燥して荒れやすい。
- ☑️ 歯並びが悪い、または顎が小さいと言われたことがある。
チェックが一つでもついた方は、口呼吸を改善する必要があります。明日からは、口呼吸がもたらす免疫力と美容への深刻な影響をさらに深掘りし、改善へのモチベーションを高めていきましょう。
