枕選びと横向き寝【口呼吸と睡眠】7日間で改善!健康と美容を導く「鼻呼吸」の秘密⑥ | TENKU

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枕選びと横向き寝【口呼吸と睡眠】7日間で改善!健康と美容を導く「鼻呼吸」の秘密⑥

6日目:寝具で変わる!口呼吸を防ぎ、鼻呼吸をサポートする      理想の睡眠姿勢

口閉じテープやあいうべ体操など、体への直接的なアプローチを学んできました。連載6日目の今日は、私たちが一日の3分の1を過ごす「寝室」の環境、特に寝具と寝姿勢が、口呼吸の改善と鼻呼吸の定着にどれほど重要かを見ていきます。道具の力を借りて、最もリラックスできる睡眠中に鼻呼吸を習慣づけましょう。

なぜ寝姿勢が口呼吸の鍵を握るのか?

最も口呼吸になりやすいのは、「仰向け」で寝ているときです。

  • 仰向け寝の危険: 仰向けで寝ると、重力によって舌の根元(舌根)が喉の奥に落ち込み、気道を圧迫しやすくなります。気道が狭くなると、それを補おうとして無意識に口を開けて呼吸しようとし、口呼吸やいびきが発生します。
  • 理想は「横向き寝」: 横向きに寝ることで、舌が口の横方向に流れ、喉の奥に落ち込むのを防ぎやすくなります。これにより、気道が広く確保され、鼻呼吸がしやすくなります。抱き枕やクッションを使って、体が安定する横向きの姿勢をサポートしてあげましょう。

枕の高さを見直す:気道を確保する「首のカーブ」

枕は、寝姿勢において気道が狭くなるか否かを決める重要な要素です。

  • 高すぎる枕: 首が曲がりすぎて気道が圧迫され、顎が引けすぎた状態になり、口呼吸になりやすくなります。
  • 低すぎる枕: 顎が上がりすぎて口が開きやすくなり、これもまた気道が確保しにくくなります。
  • 最適な枕の高さ: 理想的なのは、立っているときと同じように、首のS字カーブをゆるやかに保ち、布団に入ったときに鼻先と顎先が水平になる高さです。自分の体格やマットレスの硬さに合った枕を選ぶことが、鼻呼吸への近道です。

寝室の「湿度」を鼻呼吸に優しい環境へ

鼻呼吸の最大のメリットは、吸い込んだ空気を鼻腔で加湿・加温することでした。しかし、寝室の空気が乾燥しすぎていると、鼻の粘膜も乾燥し、鼻詰まりを起こしやすくなります。

  • 理想の湿度は50〜60%: 乾燥しがちな冬場は、加湿器を使い、湿度を50〜60%に保ちましょう。これは、鼻の粘膜が適切に機能し、ウイルスが活動しにくい湿度帯でもあります。
  • エアコンの風を直接当てない: 寝ている間に顔や喉にエアコンの風が直接当たると、急速に粘膜が乾燥し、鼻呼吸が困難になります。風向きを調整するか、加湿器と一緒に利用しましょう。

明日はいよいよ連載の最終日です。7日間の知識を総動員し、鼻呼吸が定着した後に人生で得られるメリットを総まとめします。

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