【第51話】気力ゼロの水曜日。火を使わない「トマトとツナのごま油冷奴」
「あぁ……もう、1歩も動きたくない」
水曜日の夜20時。 玄関のドアを開け、靴を脱ぐのすら億劫に感じる。週の真ん中、水曜日はいつだって気力の底だ。 カバンを床に置き、そのままダイニングチェアに倒れ込むように座った。
「とりあえず、水を飲もう」

フラフラとキッチンへ行き、グラスに浄水器の水を注ぐ。そして、マイボトルの相棒である「アイアンステッキ」をカチャリと引っ掛けた。 疲労困憊で顔色もくすんでいる夜。サプリの瓶を開ける気力すらない時でも、このスティックを入れたお水を飲むだけで、最低限のセルフケアができている気がしてホッとする。 冷たくてまろやかなお水が、カラカラの喉と心に染み渡った。
(夜ご飯……火を使うのは絶対に嫌だ)
冷蔵庫を開け、お豆腐のパックと、少し熟れすぎたトマトを取り出す。ストック棚からツヤツヤのツナ缶を召喚。 お皿にお豆腐をドーンと出し、その上に角切りにしたトマトと、油を軽く切ったツナを乗せる。 味付けは、ごま油、お醤油、そして少しの鶏ガラスープの素。
たったの3分で、立派な一品が完成した。 「いただきます」 スプーンで崩しながら口に運ぶ。 冷たいお豆腐に、トマトの酸味とツナの旨味、そしてごま油の香ばしい香りが完璧なバランスで絡み合う。 「……美味しい。これ、毎日食べられるかも」
気力がゼロでも、火を使わなくても、美味しいものは食べられる。 さっぱりとした冷奴でお腹を満たし、美咲は水曜日の夜を静かにやり過ごした。
📝 今日の帰り道 買い物リスト
- 絹ごし豆腐(1丁 または 小分けパック)
- トマト(1個)
- ツナ缶(1缶)
- ごま油
🍳 今夜の献立:乗せるだけ!トマトとツナのごま油冷奴

週の折り返し、水曜日!皆さま本当にお疲れ様です。 気力がない夜は、火も包丁も(トマトが面倒ならキッチンバサミで!)極力使わない、さっぱり絶品冷奴で乗り切りましょう。
【作り方(調理時間:約3分)】
- トマトは小さめの角切りにします。(面倒な場合はミニトマトをハサミで半分に切ってもOK!)
- 器にお豆腐を盛り、その上にトマトと、油を軽く切ったツナを乗せます。
- 鶏ガラスープの素(ひとつまみ)、ごま油(小さじ1)、醤油(小さじ1)を全体に回しかけます。
- お好みで粗挽き黒こしょうや白ごまを振って完成!
💡 美咲のワンポイントアドバイス 疲れがピークに達した夜は、飲み物に「アイアンステッキ」を入れてサクッと鉄分補給。お水やお茶に入れるだけで、お茶の角が取れてまろやかになり、手軽にセルフケアが完了します。 今夜は無理せず手を抜いて、早く寝て明日に備えましょうね。おやすみなさい。

