【第65話】連休終盤のおうちカフェ。餃子の皮で「簡単エッグタルト」
GWも残すところ、今日と明日の2日のみ。 火曜日の午後15時。カレンダーを見つめながら、美咲の胸に「サザエさん症候群」の超特大バージョンがジワジワと押し寄せてきた。
「……終わってしまう。私の黄金週間が」

この切なさを紛らわすには、甘いものを作って食べるしかない。 冷蔵庫を開けると、先週の金曜日に「しらすピザ」を作った時に余った「餃子の皮」がある。卵と牛乳もある。 よし、これを使って、カスタードがとろける「エッグタルト」を作ろう。
ボウルに卵黄、お砂糖、牛乳を混ぜ合わせ、簡単なカスタード液を作る。 アルミカップ(またはマフィン型)に餃子の皮を敷き詰め、その中にカスタード液をトクトクと注ぎ入れる。 あとは、トースターに入れて焦げ目がつくまで焼くだけ。
甘い香りが部屋に漂い始めると、連休が終わる寂しさも少しだけ和らいできた。 焼き上がりに合わせて、飲み物の準備を。 ガラスのマグカップにティーバッグを入れ、お湯を注ぐ。そして、いつものように「アイアンステッキ」をフチに引っ掛ける。 温かい紅茶に鉄のスティックを入れると、渋みが取れてまろやかになり、カスタードの優しい甘みを邪魔しない最高のお茶になるのだ。
ソファに座り、まずは紅茶を一口。 まろやかで、茶葉の良い香りがスッと鼻に抜けていく。そして、熱々のエッグタルトを頬張る。 餃子の皮で作ったとは思えないほどサクサクの生地の中から、プリンのように温かくて甘いカスタードがトロリと溢れ出す。
「……んー、美味しい。天才の所業だ」
連休が終わるのは寂しいけれど、美味しいスイーツと、鉄分入りの温かいお茶があれば、私の心はちゃんと整う。 窓の外の夕日をぼんやりと眺めながら、美咲は残り少ないGWの午後を、ゆっくりと味わった。
📝 休日のお気楽 食材リスト(3〜4個分)
- 餃子の皮(3〜4枚)
- 卵黄(1個分)
- 牛乳(50cc)
- 砂糖(大さじ1.5)
🍳 休日のゆったり献立:サクサクとろ〜り!餃子の皮のエッグタルト

GW終盤の火曜日、皆さまいかがお過ごしですか? 余った餃子の皮と、家にある材料だけで、お店みたいな可愛いエッグタルトが作れますよ。
【作り方(調理時間:約15分 ※焼く時間含む)】
- ボウルに卵黄、砂糖、牛乳を入れて、泡立て器でよく混ぜ合わせてカスタード液を作ります。
- アルミカップ(お弁当用などでOK)に、餃子の皮をひだを寄せながらカップ状に敷き詰めます。
- 皮の中に、1のカスタード液を8分目くらいまで注ぎます。
- トースターで約8〜10分、カスタードの表面に少し焦げ目がつき、皮がキツネ色になるまで焼きます。(※焦げやすいので、途中でアルミホイルを被せてくださいね)
- 粗熱が取れたら完成!
💡 美咲のワンポイントアドバイス 甘いスイーツのお供には、スッキリとした紅茶がよく合います。マグカップのフチに「アイアンステッキ」を引っ掛けておけば、お茶の渋みが取れて美味しくなるうえに、手軽に鉄分補給も。 美味しいお茶と手作りスイーツで、残り少ない連休を穏やかに楽しんでくださいね。
